ご先祖様がお詫びに来られました。
【ご先祖様】
四家先祖供養をお辞めになられる施主様の
ご先祖様(故人様)が山主にお詫びに来られた時のお言葉です。
「ご縁であっても、約束事であるので仕方がございません。
ひと言、施主に言っておいてください。
命光不動尊 寳来寺様の山主様を探したのは、私です。
難行修行である水行一万日の願をたてられ、成満されたお方なんだ。
このことは霊界のものが一番よく分かっている。
山主様は大変な修行をされたと思うよ。
西方浄土 阿弥陀佛、娑婆においては観世音、
そのようなお心をもったお方で霊界においても高名なお方です。
我々(ご先祖様)が、家の家運を上げるために必死になってを探しだんだ。
このお寺をこのお寺に辿りつくまで、30年もかかったんだよ。
わたくしがここにお願いに来たんだよ。
山主さん、この旨よくよくお伝えくださいますように。」
故人様がお別れの時、大変慟哭されて、
山主に向かい「南無大師遍照金剛」と拝まれて
消えて行かれたそうでございます。