大日大聖命光阿遮羅明王だいにちだいしょうめいこうあしゃらみょうおう

山主がある信者様からお礼にといただいた伽羅香木を日々お香として小刀で削っておりました。香木には黒い斑点がございましたので、その斑点を先に削っておりますとある日、その香木がお不動様らしき形になっている事に気が付きました。山主が「これはお不動様に違いない」と翌日から毎日、水行に拝​​戴され共に滝に打たれながら修行を積まれました。これを長年続けられたことで、この小さなお不動様は大変霊験あらたかなお不動様となられ、信仰される方が増えてまいりました。そのお不動様は寺を橋本市に移転した際、胎内仏として納めております。

命光不動尊の命光とは

当山、山主 住友 寶顕師が瞑想中に定に入り、本尊と感応しました。
その時、下腹部の辺りから眩いばかりの金色の玉(大きさ約60cm)が出現し、「何者か?」と本尊にお尋ねすると「汝の命光である」と言われました。

「それ(金色の玉)は私にしかないのか?」と尋ねると、
「仏にもある。白光(びゃっこう)は聖光である。金光(きんこう)は命光である。私(不動尊)は、常に金色に輝いている。
 また、命光不動尊は命光三昧にある。」と仰られこの名を拝受いたしました。

開眼供養…般若心経(秘密真言)の功徳を封じたもの

弘法大師・大精進菩薩

大精進菩薩(左)

大精進菩薩様の光明は一切を照らし衆生に菩提心の種子を生じさせ、三悪道から解脱させる無上の力を有する「運気改善の力」を持っておられます。人とのご縁だけでなく社会的にも良縁を頂いている方が多く、皆様大変喜ばれています。

弘法大師(右)

42歳頃の御尊像。厄年の厄除けに御利益があります。

山主 住友 寳顕 師

1933年   大阪府大阪市に生まれる。
1973年
胃癌で余命宣告を受け、「あなたを助けられるのは神仏しかないですよ」と医師に言われ、滝谷不動尊に心願をたてて、滝行に専念する。 幸いにも不動尊より延命長寿の験を頂き全快する。
残りの人生はすでに無いものと思い、世の為、人の為に尽くそうと滝行と不動尊護摩供修行を始める。以降、滝谷不動尊・犬鳴不動尊の行場、那智の滝、その他有名無名の滝にて水行に明け暮れる。のちに葛城山 役行者 祈りの滝を生涯の修行場と決め、滝行に専念する。また、神道系某教会に於いても修行をし、権大教正の資格取得する。
1983年堺市で不動尊をご本尊とし命光教として発足。神仏と感交できる力と、この神仏より授かった法力・神力は皆様の為のものと考え、後に両部神道の教えに則り心身不二道【命光不動尊】と改名し加持祈祷に専念し、以前、役の行者祈りの滝において感得した【四家先祖供養】も共に始める。
1989年信者様の要望により毎年四国八十八ヵ所・西国三十三かヵ所の巡拝を始め、22度巡拝する。また、大先祖である神と仏である先祖は一体であり別のものではないという事から真言宗は大日如来の教えの中で説いている金剛界と 胎蔵界がまさに神と仏の一体の教えであると確信し、又宗教家として最後の仕上げとして高野山真言宗に師匠を求めた。
1991年高野山真言宗 別格本山 宝亀院 故 前住職 大僧正 宮武峯雄大和尚 に巡り会い感銘を受け出家得度。
1992年受戒・四度加行を成満。
1994年金胎両部の伝法灌頂を伝授を受け教師検定に合格し、高野山の正僧となる。
1998年山主は皆様が気軽に訪れて頂けるような道場をと考え、高祖 弘法大師様のお導きによりお膝元であるこの和歌山県橋本市の地に【命光不動尊 寳来寺】として道場を構えた。
2003年約35年の歳月をかけてこの年 3月27日に、水行壱萬日を成満する。
2023年数え91歳になりました。毎朝の水行は、日課となっており死ぬまで修行であると現在も継続中。

副山主 貞観

小学六年生から続く原因不明の頭痛・腰痛に悩まされ、様々な医師や霊能者、新教宗教に助けを求めたが症状が改善することなくつらい日々を過ごしていました。33歳の時に当山の山主 住友寳顕 師を紹介され、寺に相談に行ったところ、名前と年齢を告げただけで過去から現在までの状態や悩みについて言い当てられました。そして、頭痛・腰痛の原因が自分の先祖にあり、その供養をすれば解決できると言い切られました。藁をも縋る一念で山主に供養をお願いしたところ、供養を始めてしばらくすると頭痛や腰痛は嘘のように無くなっていました。このご縁で寺に通うようになり、山主に師事、水行をはじめとする様々な修行に専念致しました。その間、山主の長男と結婚し、主婦業の傍らいくつもの秘伝秘宝の伝授を受け、日々山主と共に御相談者様の悩み解決のためにお仕えしております。

たくさんのご相談者様、信者様より当山へお手紙やメッセージをいただき誠に感謝いたします。当事者様に許可を得て、ご紹介させていただいております。

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