
神社にお参りする意義

前回の続きです。
なぜ神社にお参りするのでしょうか?
ご利益をいただくため?
浄化をするため?
運気をあげるため?
これは、ご先祖様が代々受け継いできた
本来の神道の在り方と、かけ離れているように思います。
お一人お一人ご縁のある神社は違います。
各家には必ず氏神様がおられ、
生まれてくる系統が違うのです。
ご自身のご縁のある神社を知り、
しっかりご自宅の神棚でその神様をお祀りし、
ご家族をご守護いただく。
そして、日々の感謝を伝えに神社へ行き、
神様の前で自身の心と向き合い、
日々の行いを振り返る。
そうすると実際、
「この時こうだったな。これはいけなかったな。
ここが自分には足りないな。」など、
自然と内から、素直な気持ちが沸き上がってきます。
日々の環境でとげのように尖った心や魂を
自身で気付けるように、
神様がお悟ししてくださっているように感じます。
そして、神様の前でのこの気付きが、
心や魂の浄化、魂の成長に繋がるのではないでしょうか。
これが、神仏習合である当山のご本尊様の教えです。
合掌