
戦後80年 ご先祖様のお気持ち

今NHKの朝ドラで放送されている
『あんぱん』はご覧になられていますか?
アンパンマンの原作者の、
やなせたかしさんをモデルにした
フィクションのドラマです。
今ちょうど、戦後のお話が
放送されているところです。
戦争へ行く方、
戦争へ送り出すご家族、
戦死された方、
戦争から無事戻って来られた方、
日本を懸命に守られた女性など、
戦時中必死に生き抜いたお一人お一人の心情が、
とても丁寧に描かれています。
どんなに困難な状況でも、
周りの人や環境のせいにせず
自分の心と向き合い行動に移す強さや
周りの人たちと調和し助け合う姿に、
神道と仏教の教えを取り入れたような、
日本の道徳観が現れていることに気付きました。
そして、
今の現代人こんなに芯のある強い姿で
毎日を生き抜くことができているかな・・・
と自問自答します。
今を生きる私たち全員に、
戦争にも屈しず命を繋いでくださったご先祖様が、
必ずいらっしゃると思います。
霊界からどのようなお気持ちで、
見ておられるでしょうか?
今年は、戦後80年の節目の年です。
一度立ち止まって、
ご先祖様のお気持ちを想像してみませんか。
最近、よく聞く言葉があります。
『神話を忘れた民族は100年で滅びる』
これは、イギリスの歴史学者のお言葉です。
ということは、
神話を学校で教わらなくなって約80年。
神話を学校で学んだ方の方が、
極端に少なくなっています。
ですが、
神様や仏様、ご先祖様と向き合う気持ちがあれば、
私たちはご先祖様の生まれ変わりであり、
DNAに情報が刻まれていますので、
自身の魂も磨かれていき、
自然と日本の道徳観も
取り戻せるのではないでしょうか。
日本の世界に誇れる道徳観や倫理観は、
しっかり受け継いでいきたいですね。
次回は、その神話にまつわる
神社へお参りする意義について
お話したいと思います。
合掌