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農家さんは想像以上に大変です

今日は橋本でも、20度を超えており、

すっかり初夏?のようなお天気でした。

近所では、まだ梅の花が満開で

桜はまだまだ蕾ですが、

一気に開花しそうですね。

本日は、四家先祖供養のお参りの日でした。

当山では、お参りに来られた皆様と

一緒に読経します。

これは、ご先祖様の為でもありますが、

自身の為でもあります。

我々にも佛性という佛様が宿っておられ、

その自身の佛性を拝むことにも繋がります。

つまり、魂がどんどん磨かれていくのです。

当山の四家先祖供養は、

自身の業をはかす自身への供養でもあります。

明日は彼岸明けなので、

「私たちにはおはぎはないの?」と

ご先祖様が仰いそうということで、

昨夜から小豆を仕込んで、朝からおはぎを作り、

四家先祖供養のご先祖様にも

お供えいたしました。

直会をいただいている時に、

農家をされている信者様から、

小豆を作る大変さを伺いました。

房から小豆を収穫後、

小豆の殻を割る為に手で叩き足で踏み、

殻や虫食いの小豆を手で取り除き、

出荷できるのは半分もないようです。

おはぎをいただきながらそのようなお話を聞いていると、

農家の方々のご苦労が目に浮かび、

一粒一粒大切に味わって食べなくてはいけないと

再確認いたしました。

私たちの口に入るまでに、

どれ程の人たちが携わってくださっているのでしょうか。

農家の方々、肥料を作っておられる方々、

運送業の方々、販売店の方々、買い物へ行く家族、

調理してくれる家族など・・・

知らない所でもっと働いてくださっている方が、

いるかもしれません。

大地の恵み・命をいただいて

人の手で繋いで繋いで

命を美味しくいただける。

これほど幸せなことはありません。

この様々な命への感謝という祈りや信仰が、

日本人の根源であると感じました。

合掌

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