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秋の彼岸会 塔婆供養

最近日中でもめっきりと

秋の気配を感じられるようになりました。

昨日は、秋の彼岸会の最終日で

塔婆供養を執り行いました。

塔婆供養を受けられる故人様も

山主のご厚意でおはぎをお供えし、

約一時間半ほど手厚く読経いたしました。

そして、お線香の煙でも浄化いたします。

その後、近くの川へ行き

塔婆を流してご先祖様をお送りいたしました。

この紙塔婆は、水に溶けて魚のエサになるものです。

この川に流れていく紙塔婆を見ていると、

ご先祖様が船に乗って名残惜しそうに振り返りながら、

還られいくようなそんな絵が浮かびます。

霊界とは、縦も横も霊格できっちりと分かれている

規律のとても厳しい世界であると、

ご本尊様より聞いております。

こちらの世界では、

自由に好きな物を食べれて

自由に好きな所へ行けて

自由に会いたい人に会える

本当に極楽な世界だと思います。

故人様は亡くなったら、

夫婦と言えども亡くなった日が違うということは、

境涯が違うため霊界では会う事はできません。

お彼岸やお盆の期間だけ、

唯一霊界から還って家族などに

会うことを許されるのです。

人は亡くなったら仏の世界で約50年、

その後も神道の世界でもそれ以上の年数

修行を積まれます。

そして、やっとこちらの世界に

また人間として生まれてくることができています。

だからよく胎内記憶などで言われるように、

命は神様からのご褒美なのです。

お盆とお彼岸は、

祝日とされて連休になることも多いので、

自分たちのご褒美と言わんばかりに

遊びに行く方々が多いですが・・・

本来は、祭日です。

ご先祖様に会いに行ってほしいものです・・・

合掌

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