『命光不動尊の教え』
「我、摂取して捨てず」
吾が心身不二道
命光不動尊の教えとは
一、信は活力(ちから)なり
信の意(こころ)とは
正直と誠のことなり。
正直を心掛けるは神の行いなり。
誠をもって接するは
佛の形(すがた)なり。
一、信心とは
吾等が日常(つね)に正直と誠の行いの
精心(こころ)を信修(おさめ)るを
信心というなり。
一、信仰とは
正直を神として尊び誠を佛と
敬う心の御教えを崇め
實践するを信仰というなり。

命光不動尊とは
当山では、ただ神社仏閣巡りをするのではなく、ご自分のご先祖様である氏神様とつながり、神様・仏様やご先祖様にご守護いただくための方法、本来の日本の信仰をご指導させていただいております。そして命光不動尊は、ご自身のルーツを大切にし、神様・仏様やご先祖様に感謝を捧げられる場所であるよう、私たちのご先祖様が大切にしてきた神仏習合の寺にこだわっています。当山のご本尊様の尊い教えや、宗祖 故 住友寳顕師が見えない世界の霊神様から授かった、日本で唯一の供養法を駆使し皆様をお救いするため、1983年に発足し活動を続けてまいりました。そして全国の信者様とご縁をいただき、2023年6月14日には宗教法人を立ち上げました。
日本は、世界最古の国であると言われています。その国を守ってきた私たちのご先祖様は、全てのものの命を神として祀り、この神道の歴史は約1億年以上前にも及ぶと言われています。(諸説あり)日本を代表する祭事といえば新嘗祭であり、自然の恵みや食べ物の命に感謝し、翌年の豊作を祈ることで民の命を守ってきました。その後約1400年前には、仏教も神道と共に日本の宗教として根付いていきました。明治維新より以前、亡くなった方の御魂は、お葬式で僧侶に引導を授けてもらった後、五十回忌までの50年間は仏教の世界で御霊祀り(ご供養)を行い、その後近くの神社(若宮社)に移し、更に神道の世界でも御魂祀りを続けていました。そして、私たちの御魂は神社(若宮社)から誕生し、輪廻転生が繰り返されていたのです。子どもの御霊の誕生に感謝し、健やかな成長を願い祈るための伝統が、お宮参りや七五三などです。
このように、神様・仏様・ご先祖様に感謝の祈りを捧げ、自身のルーツを大切に祀ることで日本は経済大国となりました。歴史的に見ても、幾度となく困難に見舞われながらも、この国を私たち子孫に残すために時には命をかけて、ご先祖様に祈りを捧げ続け日本の魂を繋いできました。この神道と仏教は、日本で暮らす人々の精神性・信仰心・文化・伝統など、全てを作り上げている素晴らしいものであると当山では考えています。
しかし、残念ながら現代では、神社をパワースポットと称したり、ご供養の簡素化が進み、本来の日本の祈りとはかけ離れてしまいました。その一方で、量子力学の世界では科学と宗教が融合され、神様・仏様の正体や死後の世界が科学で証明されようとしており、本来の信仰が戻りつつあるようにも感じます。
命光不動尊はその名の通り、皆様の命やご先祖様の命(御魂)を照らす光となるよう神様・仏様に祈りを捧げ、ご供養に邁進しております。
命光不動尊の命光とは
宗祖 故 住友寳顕師が、瞑想中に定に入りご本尊様と感応しました。
その時、下腹部の辺りから眩いばかりの金色の玉(大きさ約60㎝)が出現し、「何者ですか?」とご本尊様にお尋ねすると「汝の命光である」と言われました。
「それ(金色の玉)は私にしかないのですか?」と尋ねると、ご本尊様は「仏にもある。白光(びゃっこう)は聖光である。金光(きんこう)は命光である。私(不動尊)は、常に金色に輝いている。また、命光不動尊は命光三昧である。」と仰られこの名を拝受いたしました。