お父様が当山まで導かれました
【女性 50代】
九州のA様のお話しです。
生前お父様は修験道で得度を受け修行をされる傍ら多くの方の人助けもされていたようです。
その一方でお父様はまじめで自分に厳しいだけでなく、家族にも厳しく、
慎ましやかな生活をされていたのでご家族にはいろいろな我慢もあったようです。
そのお父様がお亡くなりになられ、A様の菩提寺でお葬式をされましたが
娘さんは「これでは供養が足りていない。父が迷う事になってしまう」と強く感じられ、
いろいろ手を尽くして納得のできる供養をしてくれる寺院を探されましたが見つかりません。
藁をも縋る気持ちで、お父様がお祀りされていた観音様に
「しっかりと供養してくれるお寺に導いて欲しい」と毎日、毎日一心にお願いをされていました。
すると、観音様のご縁日である12月18日に娘さんの頭に『めいこう』という文字が浮かんだそうです。
これはと思い探されましたがなかなか見つからず…電話案内の「104」にお電話をされ
「『めいこう』とつくお寺はありますか?」と聞かれると
「和歌山に一件あります」と案内され
当山に約一年かかってやっと辿り着かれました。
四家先祖供養と霊界施餓鬼一粒萬福法要の一年分を振り込んで来られましたので
貞観(副山主)が「知らないところに、良く一年分もの供養料を振り込んでこられましたね。」とお聞きしますと、
A様から「観音様がお導きくださったお寺です。間違いありません」というお返事が返ってきました。
そしてお父様の一周忌に無事霊界施餓鬼一粒萬福法要をされました。
その一周忌の法要の際、娘さんからお父様へのお詫びと感謝のお気持ちを書かれたお手紙を故人様(お父様)に読ませていただきますと、
涙で顔をくしゃくしゃにして大変お喜びになられました。
山主がお父様の言葉をお伝えいたしましたところ、まさしくお父様のお言葉と感動されました。
四家供養もお申し込みいただいていますので、A様のお父様だけでなくA家のご先祖様も
お喜びになられています。これからのA家の繁栄が楽しみでございます。
信仰することによる仏様、お父様(ご先祖様)のお導きの凄さにこちらも驚いたお話しでした。